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June 30 コーディーズ書店の閉店 Cody's Closed for Ever [本・読み物 reading books]

June 30, 2008 (Monday)

  朝モーリちゃんを小学校に送って、El Cerrito Plazaのモールで早朝の買物をした。早朝5時開店のLuckyで 、買いつけている1.5ドルの安いハム、同じく1.99ドルの安いワイン、買ったことがなかったけど通常1.78ドルが1ドルになっていたハンバーガー用の丸パン6個入り、にんじん(ミニキャロット)1ポンド一袋1ドル。

  出がけに、なんとなく "Do you need my ID" を検索して、Judy Gruen というひとの "The Day I Became My Mother" という記事を読んだりして愉快な気分になっていたので、レジで女性店員にこちらから "Do you need my Id?" と訊いてみた。そしたらキョトンとしているのでワインのボトルをコレコレとつっついてみせた。そしたら、なぜかバカ受けだったみたいで、だいじょうぶですよ、わかりますから、くすくす、みたいな。まあ、ふつうは顔見りゃわかると思うのだが、意地悪だか何だかわからんが、訊かれるんですよね。アジア人は年齢がわからんとか。

  で、こっちは会計はつねに必死だから、合計7.5ドルとか計算したが、7.8ドルと言われ(なぜか読み込んだ値段とかが出るぶらさがったモニターの画面がまっくらだったので、合計で確認するしかなかった)、あ、アルコールの税金忘れてた、と思ったのだが、とにかく細かく7.8ドルを渡した。だけど・・・・・・なんだかわからないけど10仙戻された。サンキュー。ユーアーウェルカム。笑いながら。なんなんだろ。ま、いっか。子供扱いでおだちんかよ(笑

   そのあとTrader Joe's に行こうかと思ったけれど、まだ8時45分すぎだったので、Longs Drugs に寄っていくことにした。なつきまり(のアメリカのおばさん(に似ていると勝手に決めたおばさん))だけレジにいたので、こっちからハイ、グッモーニンと声をかけて驚かしておいてから店内をくるくる回ったら、Kahluaの2本セットが13.99ドルで売っていたので、ま、買っちゃおうか、と。それとサクラメントの缶入りトマトジュースが1ドルだったので2缶買うことにして、あとはバドワイザーとブッシュを3缶ずつ買った。で、レジで、たぶんいくらか自分のバッグに入れられると思います、とマリさん(ちがうっちゅうの)に言って、特に感謝されるわけでもなく、しかしわきあいあいと(というほどでもないが)品物を詰めて、やっぱ入りきらないよーとバッグをもらって帰った。

   帰路サン・パブロ通り沿いのPeet's Coffee の前の新聞の自販機(ちうか無料のものも含む無人スタンド)で、ときどきもらうThe Berkely Daily Planet (vol. 10, issue 17: June 26-July2, 2008) を割れた窓からひっぱりだした(でも無料なんだ)。

  そうしたら、一面の左コラムに "Cody's Closes For Good; Black Oak Now Under New Ownership" という記事が目にとまった。それでEl Cerrito Creek 沿いの遊歩道を歩きながら読んだ。

  Daily Planet をWWWで見たことはなかったのだが、紙の新聞の頭のところに "DAILY ONLINE, WEEKLY IN PRINT" と書いてある。 それで帰宅後に検索をかけたら出てきた。Local New and Opinion from The Berkeley Daily Planet。コーディーズ閉店の記事もそのまま載っていた。――

 

Front Page News:

Cody’s Closes For Good, Black Oak Now Under New Ownership

記事によると、Cody's Books のShattuck通り店が開店したのはわずか3か月前のことだった(知らなかった)。そして3代目の(そして最後の、と記事は言っているが)店主はHiroshi Kagawa という日本人だった(知らなかった)。Kagawaは店の創設者であるPat Cody にお詫びの手紙を書いたそうだ。Pat Cody が旦那のFred Codyと5000ドルの借金をしてBerkeley のEuclid Avenue に 18-by-29-footの広さの店を開いたのは1956年のこと。その後Telegraph Avenue に移転した。Kagawaならびに彼の手紙の紹介の一部――
Despite spending millions of dollars on the effort, "I am unable to keep this landmark independent bookstore . . . open," he [Kagawa] said.
As CEO of Yohan, Inc, a Tokyo-based retailer Kagawa purchased Cody's in September 2006 from Andy Ross, who had owned Cody's since 1977 〔つまり2代目です〕and was responsible for its expansion to Stockton Street in San Francisco and Fourth Street in Berkeley. Ross closed the Telegraph Avenue store in July 2006, several months before selling the business to Yohan.
なるほど、そういう経緯だったか。洋販(Yohan ・・・Yaohanではない)がコーディーを買っていたのね。じゃ、こないだ5月にレジにいたアジア系のおっさんはカガワさんだろうか。いや、あれはMoe's 書店のほうだったか。いや、どちらにもいるなあ。Kagawa はgive up していない、 miracle を信じると述べたそうだが、記事の書き手は悲観的だ。マネジャーのMelissa Mytinger さんと店員たちは閉店を金曜日(20日)の朝突然聞かされたそうで、ショックをかくしきれない。
調べてみたら、Wikipedia はすでに閉店の記事を入れて項目をもっていた。――<https://secure.wikimedia.org/wikipedia/en/wiki/Pat_Cody>
East Bay Express は、20日、たった今メモで届いた悲しいニュースとしてCody's 閉店の記事を載せていた。―― "Cody's Books Closes Permanently" <http://www.eastbayexpress.com/blogs/cody_s_books_closes_permanently/Content?oid=775168> Kagawaさんの言葉が引用されている。25年前のフリーのジャーナリスト時代にCody いやCody's に出会ったそうだ。
"'When I met Cody's 25 years ago, I was a freelance journalist, enraptured by its books and atmosphere. It means so much to me and I apologize to the people who have supported Cody's for not being able to keep this landmark independent bookstore open. Cody's is my treasure and more than that, Cody's is a real friend of Berkeley community and will be missed.'
 
   Berkley Daily Planet の記事に引用されているPat Cody (旦那のFred は1983年に亡くなっている)さんの反応は、インターネット時代における本屋さんの困難さを諦観をもって語りながら、それと対比的な過去の温かみを語って、あらためて時代の変化を感じさせるものです。
Pat Cody told the Planet she was touched by the letter but wasn't surprised at the store closing.
"You have to fit this into the bigger picture of what's been happening all over the country, with the use of the Internet to sell and download books," she said. "It's a big change."
When people order books on line, there's no choice, nowhere to browse and pick up new ideas. "It's a cold transaction," she said.
But it was always a struggle to make ends meet at the bookstore, Cody said. In the '70s, she recalls, they had to take her off the payroll.
But it was an exciting time to be in the book business. Among her fondest memories is the interaction with customers, which helped the Codys decide what books to stock. People would come in and say, "You should get this book," and it would sell 15 copies in a week, she said.
モーリちゃんの父は、4月にテレグラフに行って、閉店していてすごいショックを受けたのですけど、その1週間後ぐらいに大学からの帰りにCody's を見かけて、ありゃりゃ、と思い、入ってみて、でもなんか違うなあ、と思い、やっぱりテレグラフのコーディーズしか自分にはなかったと思ったのですけど、それにしてもWikipediaの記事はぜんぜん愛が感じられないという以前に、この本屋の歴史を語っていないので、そのうちまた書きます。
 
 
 
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Cody's Books was at 2201 Shattuck Avenue, Downtown Berkeley (April 1, 2008 - June 19, 2008)
 
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Cody's Books was at 2 Stockton Street, Union Square, San Francisco (September 2, 2005 - July 10, 2007) ここは一度も入らぬまま終わりました。あとBerkeley の 4th Street にあったという店も。
 
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Cody's Books was at 2454 Telegraph Avenue, Berkeley (1967 - July 10, 2006) えーとここは一時はカフェで、写っていない右側の翼にヘンな雑誌がたくさん並んでいた。今右側の建物の前は花屋がいます。花屋はもしかすると前からいた花屋かもしれない。

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Telegraph 通りの店の前の花屋の後ろの閉ざされた入口に貼ってある閉店の挨拶(4月撮影)  歴史と時代の変化を語りながらT. S. Eliot からの引用を入れたりした文学的な別れの辞でした。
 
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"Cody's Books to leave S.F. -- 'It just didn't work': Independent bookstore retreats to Berkeley after tough 18 months battling retail giants " <http://www.sfgate.com/cgi-bin/article.cgi?f=/c/a/2007/04/06/BUGAIP3S0K1.DTL&hw=cody&sn=001&sc=1000> 〔SFGate, SF Chronicle Pia Sarkar, Chronicle Staff Writer Friday, April 6, 2007〕

"Famed bookstore's last chapter -- Cody's on Telegraph to close <http://www.sfgate.com/cgi-bin/article.cgi?file=/c/a/2006/05/10/MNGAQIOVET1.DTL>SFGate, SF Chronicle Steve Rubenstein, Henry K. Lee, Chronicle Staff Writers Wednesday, May 10, 2006 この記事で知ったけど――"The Cody's announcement came a week after another large independent bookstore -- A Clean Well-Lighted Place for Books on Van Ness Avenue in San Francisco -- went up for sale"〕

「ある本屋さんの話」 <http://blog.goo.ne.jp/shokobrown/m/200609> 〔SHOKO's Spicy Life in America 2006.9.8 Telegraph店の閉店と洋販による買収について〕

"Cody's Books of Berkeley, RIP" <http://www.boingboing.net/2008/06/21/codys-books-of-berke.html> 〔boingboingのblog 2008.6.21。長い引用と短い本文って、日本と同じスタイルか。しかし下の "Discussion" 、とくに SECRET LIFE OF PLANTS というひとのふたつの発言は共感するところ多かったです〕

上のblogから導かれてCody's のHPの "The End: Berkeley's Cody's Books Closes after 52 Years" <http://codysbooks.com/> 〔おそらくMidy Galoobさんの文章〕

かつてテレグラフ通りにモダンな建物としてあったころの写真―― <http://www.dbarchitect.com/images/dynamic/projects/pdf//brochure-8316-codyscafe.pdf> 〔関係した建築家のページから。1986年に完成、いくつかの賞を受けた建物でした〕

 

 

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