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September 26 サンフランシスコ、フォートメーソンのの大古書市訪問記(後篇) Annual Big Book Sale at Fort Mason by the Friends of the San Francisco Public Library [本・読み物 reading books]

September 26, 2008 (Friday)

  前篇は <frog_back.gif>

    2008年9月24日(水)から28日(日)まで、サンフランシスコ市立図書館の友の会主催で開かれたフォートメーソンのブックセールの私的記録です。このベイエリア最大のブックフェアは毎年9月末に開かれ、今年で44回目です。

   前回は会場のFestival Pavillion という建物にたどり着いたところまででした。この建物が入っているFort Mason Center 、さらにFort Masonという地域については次のブログ記事が写真も豊富で楽しかったです。――「フォート・メイソン ☆サンフランシスコ・ベイエリア紀行(26)」〔Muffin さんの旅行ブログby旅行のクチコミサイト フォートラベル 2007.9.29〕

     フェスティヴァル・パヴィリオンは海に突き出した大きな倉庫です。

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  これらは帰りに、午後3時過ぎに撮ったもので、 その4時間前に着いたときには、まわりの景色を眺める余裕もあらばこそ、勇んで突入しました。

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  入口そばから最初に撮った写真。ちょっとフラッシュを焚けない雰囲気でしたし、そそくさと撮ったので奥行き感が出てないですね。でもものすごい長さなのです。

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  たくさんのヴォランティアの人たちが会計や案内や本の整理をしています。そして、入口にスーパーと同じで、カートが置いてありました。同様に、プラスチックの手提げのカゴもありましたけれど。自分は最初手ぶらで見ていたのですが、あんまり入口から遠くなる前に、カートを取りに戻りました。しかし、広い遠い。

BigBookSaleatFortMasonSanFrancisco2008.jpg

  (クリックで拡大)右側が建物正面入口です。

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  右手前が会計になります。まだ開場1時間なので、列はできていません。

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  最初に見た画集・写真集のコーナーの一部のテーブルの一部とその下。ほぼすべてのテーブルの下に、段ボールに入った本がありました。また、本が床に落ちているのもアメリカのRoss for Less みたいなスーパーの商品の散らばりようと似ているかもしれません。案内では5ドル以下とありましたが、本の多くは2ドルの値がついていました。最終日の日曜には残ったものをみな1ドル以下で売るということです。

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  いちばん奥からの眺め。

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  いちばん奥から右側の眺め。

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  いちばん奥の奥の段ボール箱の空き箱の山

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  バカでもわかる、サルでもわかるとかいうのと似たような名前の複数のシリーズ。complete idiotsってパーペキおバカ

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   ここはテーブル下に段ボール箱はなかったのですが、チョークのあとがしみじみと印象的でした。

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  右手奥の一角。この辺はだいたいミステリーで、ペーパーとハードカバーは分かれてはいるものの、アルファベット順に並んでいるわけではなく、ちょっと見て放棄しました(あまりに多すぎる)。

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  手前はNew Age というコーナーでした。あんまり古い本はなくて、最近のスピリチュアルやら占星術やらの本が大半。

  ここから正面にむかって右側が料理や園芸、それからまんなかへんにはReferenceのコーナーがあって、事典・辞典類はバカでかい本がごろごろありました。若い女の人で南部百科事典とかいろいろと買い漁っていたなあ。なんかよくわからないのですけど、携帯電話みたいな小さな機械にタイトルかISBN かを入れて情報をチェックしていたみたい(そういう人が他にもいた)。

  自分としてはレジの手前のホラーの手前のFiction & Literature とその前の Biography のところでいちばん時間と金を費やしました(写真はなし)。文学も最近のものがメインな感じ(もっとも別に "Classic Literature Pre 1900" というコーナー(3テーブル)があって、ホーソーンとかメルヴィルとか、マーク・トウェインとかはそこに入っている)。しかし、テーブル下の段ボール箱に、昔の大衆小説とかのハードカバーがたくさん入っていて、もっぱらそれを掘り出すことに時間を費やしたような気もします。まあ、こんだけ広いと本との偶然の運命的な出会いを信じるしかないような気になりますけど。

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  会計の列に並んでいるときに撮った、正面入口から向って右手前のホラーのコーナー。三つ先から5列くらいがFiction です。ホラーのコーナーも流し目をくれるだけで放棄しました。

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  ミステリーやホラーのペーパーバックはだいたい同じサイズなので、片側3列合計6列が並び続けるとめまいを覚えそうです。

  会計では、買った本を袋に入れるのは客の仕事でした。袋は無地のブラウンバッグで、大小ありました。

  DSC_0140.jpg

  会計をすましてからトイレに行って、帰り際に入口に置いてあったパンフレットをもらおうとしたら見とがめられて「レシートを出せ」とか言われてしまいました。

   やれやれ。

   そのパンフレットに書かれていたなかで、ちょっとおもしろいな、と思ったのは、"House Rules" という一文です。――

1.  All customers are expected to act in a manner that is respectful to other patrons, volunteers and staff. 〔ルネサンス・フェアじゃなくてもpatron なのね〕

2.  Hoarding books is unfair to other patrons and will not be tolerated.
     a)  All unattended books will be returned to the tables.
     b)  No blanekts, shets or other coverings may be used at the Sale.
     c)  Signs and labels will not be honored unless approved by a Book Sale official.

3.  Anyone caught stashing or hiding books will be expelled from the Sale.

4.  We have the right to expel anyone.

   ま、2~4に該当して追い出される人は見ませんでしたが(笑)。

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  イエローキャブで乗り付ける人もいれば、さっそうと徒歩でやってくる女性もいる。自転車で来る人もいます。

   全体的な感想はというと、画集や事典類など大版の、本来高い本を買うにはとてもリーズナブル。学術書は、新しいものは少ない。しかし古いものに掘り出し物がなくはない。それにはテーブル下の段ボール箱から掘り出す。それと、さっきあった本が今はない、ということがあるので、気になったらとにかくカートに入れてあとから取捨選択するのがいいかも(ただし、良心的に元の場所に戻そうとすると、なかなか困難があるかも)。かなり回転があるので、ヒマで本好きな人は毎日行っても飽きないかも(笑)

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   この埠頭から第二次大戦時に兵士たちは戦場へ向かっていった、という看板が手すりにかかっています(奥の建物は隣の「倉庫」)。San Francisco Port of Embarkation というのはWikipediaによれば、 Fort Mason の別名です。<https://secure.wikimedia.org/wikipedia/en/wiki/Fort_Mason>

San Francisco
Port of Embarkation

Soldiers went to war from these piers

Millions of tons of cargo and vast numbers of army personnel passed through the Port of Embarkation headed for Pacific destinations.  Built between 1909 and 1914, these warehouses and piers played a key part in U.S. Army operations for decades.  They were just half-finished when the port was pressed into service for shipment of troops, weapons, and other supplies to Hawaii because of a war scare with Japan in 1913.
But it was during World War II that cargo and troop traffic here reached staggering levels―23 million tons of supplies and 1.6 million soldiers were processed through the Port of Embarkation by the war's end. [. . .]

などと書かれています。 第二次大戦でここから太平洋に軍隊が出ていったというのは知ってましたが、それより以前の1913年に日本をにらんで太平洋に基地をつくるために軍事用に使われだしたのですね。

   というような看板を読みながら、太平洋の向こうの古本、いや日本に思いをはせつつ、少しぼんやりとベンチに腰をおろしてタバコを吸ったりして休んだのですが、帰って着替えるときに、ズボンのお尻のところにタールみたいなシミが点々とついていたのでした。 くっそー。

   今回はめずらしく明確に 、

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Muffin

はじめまして。リンクを付けていただいてありがとうございます。
フォートメーソンの倉庫市の内部が気になっていました。
次回のイベントでは是非私も中に入ってみたいです。
by Muffin (2008-11-13 02:18) 

morichan

Muffinさん
ていねいにありがとうございます。サンフランシスコは好きな街なのですけれど、なかなか行けません。あ、Tiburonにお住まいですか。

トラックバックも付けさせていただきます(遅くてすいません)。
by morichan (2008-11-15 01:37) 

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