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November 6 ペニーズ・フロム・へヴン Pennies from Heaven [歌・詩]

November 06, 2008 (Thursday)

    昨日ラッキー・ペニーという記事を書いたのは、オバマ大統領誕生ということで実は書いたのだけれど(誰にわかるんだろう 笑)、ペニーで思い出したことで書き忘れたことを思い出しました。

  モーリちゃんの父はミュージカルを観にいったことは、ほとんどなく、たまたまロンドンで誘われていったらミュージカルだったとか、そんなもんですけど、むかしむかしまだ20代の若いころに、銀座の博品館劇場に水森亜土のミュージカルを観にいったことがあります。いや、それもわけがわからんうちに福島のひとびとに誘われるようにして行くことになったのですが。水森亜土は、若い人は彼女のお絵かきパフォーマンスを知らないかもしれないけれど、ひみつのアッコちゃんの「すきすきソング」の歌手といえばわかるかもしれない(そっちもじゅうぶん古いってw)。

    あ、ここにイラストと写真が載ってます―― --Phoenix / 水森亜土 / Ado Mizumori <http://www.character.co.jp/ado/index.html> 〔フェニックス・コーポレーション内〕

    それで、あ、あ、あどちゃんが主演女優の未来劇場(劇団未来劇場 亜土工房HP――あー、今年が創立50周年なんですね)のミュージカル風コメディーを観にいったときに、水森亜土が「ペニーズ、フロム、へヴン、ペニーズ、フロム、へヴン、ペニーズ、フロム、へヴン、空からペニーズが降ってくる」とかなんとか唱えて下ニタ風こんにゃく、いや下ネタ風笑いをとってからジャズ風に「ペニーズ・フロム・へヴン」を歌ったのを鮮明に覚えています(うそです、うろ覚えです)。 (水森亜土は1976年に「南の島のハメハメハ大王」 (カメハメハじゃなくてハメハメハなところが水森亜土らしいw)をNHKのみんなのうたで歌っていますが、桜蔭出身でハワイ留学もしていて、英語がわかる人ですから、penis がピーナスというような、むしろピーナツに似た発音だということは知ったうえでの日本語のシャレです。)

  "pennies from heaven" というフレーズが、思いがけないラッキー、思わぬ幸運、予期せぬもうけもの、タナからボタモチ、いま調べたら"unexpected benefits" (AskOxford: penny 〔Compact Oxford English Dictionary〕というような意味だということは知っておったが、さて、どんな歌だったのだろう、と気になった。・・・・長い、あまりにも長い前振りだ(爆)

   この曲はビング・クロスビー主演の1936年の映画 Pennies from Heaven 〔邦題『黄金の雨』→あらすじ等情報Variety Japan | FILM SEARCH - 黄金の雨〕の主題歌で、Johnny Burke 作詞、Arthur Johnston 作曲。Johnny Burke という人は最初Harold Spina と組み、のちにはJimmy van Heusen と組んで、"Imagination" (1940) みたいなしゃれた曲をつくるのですけど、1936年にSpinaと別れてすぐにArthur Johnston と短期間だけ組んだチームでつくった曲なのですね。ずっとパラマウント映画の仕事をして、とくにビング・クロスビーの映画の仕事をしています(25本)。

  それで、その映像を探して、あったのですけれど、ちょっと画像が粗かったです("Bing Crosby - Pennies From Heaven" - YouTube)。ちょっと音も最初乱れていて聞き取れず。(でも途中で雷がなって、みたいなのは歌詞と映画のシーンがフュージョンしてておもろいです)。

    ビリー・ホリデーを聞いてみたら、ぜんぜん歌詞が耳に入ってきませんでした(なぜだろう)("Pennies From Heaven - Billie Holiday" - YouTube)。あとverseがないし。

    そうしたら、今年のハロウィーンのときにニューヨークのブルックリンのGarfield Placeというところでの恒例のパペット・ショーでクロスビーの歌を使っている映像にであいました。今年の怖いテーマが「お金」だったのだそうです。タナからボタモチというのかどうか知りませんが――

" "Pennies from Heaven" with improved sound quality " (5:16) posted by "fredhatt" on November 2, 2008

[verse]
A long time ago,
A million years BC,
The best things in life
Were absolutely free.
But no one appreciated
A sky that was always blue,
And no one congratulated
A moon that was always new.
So it was planned that they would vanish now and then
And you must pay before you get them back again.
That's what storms were made for
And you shouldn't be afraid for

[refrain]
Every time it rains, it rains
Pennies from heaven.
Don't you know each cloud contains
Pennies from heaven.
You'll find your fortune falling all over town.
Be sure that your umbrella is upside down.
Trade them for a package of
Sunshine and flowers.
If you want the things you love,
You must have showers.
So when you hear it thunder, don't run under a tree.
There'll be pennies from heaven for you and me.

ペニーズ・フロム・へヴン (空からペニーズが)

ずっとむかし、
紀元前100万年前、
生きる上で大事なものは
完全にタダだった。
けれども誰も、いつも青い空を
ありがたがらなかったし、
いつも新しい月を
誰も祝わなかった。
それで青空や新月はときどき消えて、
取り戻すにはそれなりの代償を支払うようにされたんだ。
嵐がつくられたのはそのためだった
怖がることはないんだ、なぜって

雨が降るとき、雨は
天からのお恵みなんだ。
どの雲もペニーズ・フロム・へヴンを
はらんでいるんだ。
幸運が町じゅうに落ちてくるのが見えるよ。
雨傘をさかさまにするのを忘れちゃダメだよ。
日の光と花を一緒に束にしたのと交換してもらおう。
愛するものを欲しかったら
雨に降られなければならないんだ。
だから、雷が聞こえたからって、木の下に逃げこんじゃダメだ。
キミとボクのために天からペニーが降ってくるんだから。

   あいかわらず改行に悩んでいます(不勉強で笑)。いや、完全に韻を踏んでくれればいいのですが、そうでないところがあり。ついでに書きますけれど、verse のなかにある "planned" とか "made" とかは受動態で主語が示されていませんけれど、それは神様であり、それはつまりheaven とつながっているわけでしょう(神様がこういうふうにした、と言わないからかえって小文字のheaven がひそやかに活きる)。

   もうひとつ。"Gifts from the sky" というタイトルのフォーラムで、同様の表現の提示が求められてしりすぼみになったページがあるのですが、"Pennies from Heaven" の歌詞を挙げた人に対して、 ちょっとイヤミに反論してきて、別の曲をあげたうえで、次のように書きこんでいる人がいます。

Continuing the threadjack, I will point out that the line "a long time ago, a million years B.C., the best things in life were absolutely free" in the verse to Pennies from Heaven is an allusion to this 1927 song by the same DeSylva with his usual partners 〔こう言っているのはこの人が別の曲としてあげたのがAl Jolsonとの共作とされている曲なのですけれど、アル・ジョルソンは自分が歌う曲を自分でつくったとcreditするのが好きな人だから、とか書いてあり、そのアル・ジョルソンとではなくていつものパートナーの、という含みですが、これもイヤミです〕 Herb Brown and Ray Henderson:

The moon belongs to everyone,
The best things in life are free.
The stars belong to everyone,
They gleam there for you and me.
The flowers in spring, the birdies that sing,
The moonbeams that shine, they're yours, they're mine.
And love can come to everyone,
The best things in life are free.

The prosperous 1920s must indeed have seemed a million years in the past by 1936.

  つまり、1927年の歌に "the best things in life are free" という歌詞があるから、1936年の歌詞は盗用だ、という主旨です( "an allusion" と頭では言っているけれども、最後のイヤミな一文は明らかな非難が見えます)。けれども、この言い方 "The best things in life are free" 「この世で最高のものはタダ」はほとんどコトワザ的な言い回しですね。 ジョニー・バークはこの表現も意味をずらして「引用」していると思うのですが・・・・・・しかし、"for you and me" もあるから、逆に、10年前の曲だからこそむしろ人にわかることを期待した上でのひねった遊びというところですかね。生半可な知識と嫌味には気をつけようと思いました、自戒とともに。


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morichan

shin さま、nice ありがとうございました。
by morichan (2011-02-01 02:11) 

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